Vintage
Bike

HONDA CB350Four

CB350Fourは1972年6月1日より発売開始。当時の販売価格:265,000円。

CB750FOUR・CB500FOURに続いて発売されました。

「このクラスの最高級車として、ゆきとどいた機能と外観をもつツーリングスポーツ車」
というのが、当時のキャッチコピー。

  • 全長:2.070m。全幅:0.780m。全高:1.090m。
  • 4気筒の中排気量車。排気量347cc、最高出力34PS/10,000rpm、最高出力回転数・9500rpm。

4気筒の特性を生かした静かでスムーズなねばり強く、扱い易いエンジン

  • コンパクトなサイズ、フラットなトルク特性‥‥‥軽快性を保つようコンパクトに設計されたエンジンは、使用頻度の高い、中、低速の回転域を重視した、扱い易いエンジン特性を持っており、静かで、すばらしいレスポンスの良さ。
  • なめらかで、確実なチェンジフィーリング‥‥‥クラッチには大容量の湿式多板式を採用。チェンジには、なめらかに作動する機構と飛び越し防止装置を設けて確実さを画っています。
  • 強制潤滑方式の採用‥‥‥ダブルトロコイド式オイルポンプを使用して、適量のオイルを回転部にむらなく送り込むことができるので耐久性が一段と向上。

軽量で乗り易いフレームまわり。剛性の高い車体で取り扱い性を向上。

  • セミダブルクレードル型のフレーム‥‥‥パイプとプレス鋼板の合成で軽く、ねじり剛性にすぐれています。
  • 乗り易いライディングポジション‥‥‥日本人の体格にあわせて、シート高を低く設計。コンパクトなエンジン幅、ニーグリップのよいタンク形状などとあいまって理想的な乗り易さ
  • ロードグリップのよいフロントタイヤ‥‥‥剛性も高く、特殊リブパターン形状のタイヤを採用。低速から高速まで信頼の高い操縦性と安定性を獲得。

使い易さと安全性を配慮した主な個所。

  • カバー付きのディスクブレーキ‥‥‥フロントには、なめらかで、安定した制動力の得られるディスクブレーキを装置。ディスクに泥がつかないようカバーを取り付け、またリヤブレーキには防水機構を設置。
  • 安全性の向上を計った大型のランプ類‥‥‥ヘッドランプは50W(上向き)/40W(下向き)。そのほかブレーキランプ、ウインカーランプなどすべてのランプ類が大排気量なみの大きさや明るさ。
  • 夜間も見やすい透過光と光る指針を採用したスピードメーターとタコ完全防水の大型ツールトレイ‥‥シート下に、大型のツールトレイを設け、カバーで防水しているので車検証など書類の格納に便利。
  • 点検・整備の容易さも‥‥‥エンジンは、フレームに搭載したままでピストン交換ができる設計。
写真 メーカー バイク 年式 馬力 PS
CB350Four
販売済
HONDA CB350Four 1973 34